まあ、そこそこ期待するよなぁ・・・。
最後の10分で十分な映画だった。しかし、ここまで悲惨なできになるとは。
脚本が全てだと思うが、「前略おふくろ様」ファンとしては慣れないことに手を出して欲しくなかったと思うと同時に、「日本のいちばん長い日」ファンとしては、脚本と監督との組み合わせの大切さも実感する次第(笑)。
よくこんな企画が通ったなと思い当時の映画業界を調べてみると。
キネマ旬報の批評家第一位が「サード」、二位が「曽根崎心中」・・・どれだけ不作の年だったかがわかる。一方、外国映画は一位が「家族の肖像」、そして4位、9位になんと「未知との遭遇」「スター・ウォーズ」が。
謎が解けました。
SFであればなんでもOKだった時代。やはり、映画は時代が作らせるものなんだのだなぁ・・・。