やぶにらみ気まぐれmemo

読んだ本、観た映画などなどの徒然日記

本「小隊」

アマゾンの売れ筋ページを観ていたら並んでいたので、購入、一気読み。 現実の白兵戦を戦った人と話をしたことはないし、その状況を詳細に記録した文章を読んだこともない。ただ、戦争の映像記録で、特にベトナム戦争の記録などで観たことはある。 この本は…

映画「プロフェッショナル」

久しぶりに骨太の映画を観た。 鑑賞した後になんだか黒沢映画を観たような気持ちよさを感じた。 ところどころに出るちょっとした仕草が彼らのプロフェッショナルぶりを感じさせてわくわくさせる。プロットがわかりやすくてしっかりとハラハラさせてくれるし…

TV「ソロモンの偽証」

宮部みゆき原作ということでWOWOWで録画し鑑賞。 まあ、いろいろあるけど切り口と落としどころ、思春期の少年の葛藤をごまかさなかったところがさすが宮部みゆきだ。 上白石ほにゃららは朝ドラに出ているよな、すいぶん印象が違うな、もしかして昔の作品か、…

TV「パレートの誤算 ~ケースワーカー殺人事件」

橋本愛ちゃんが出ていたので録画していたものを鑑賞。 細かいエピソードが薄っぺらく感じてしまうのはしかたがないとして、けっこうひねりが効いていて楽しめた。 刑事役の北村有起哉は存在感がある役者だなあ。彼が出るだけである種の緊張感が漂うのはいい…

本「大阪弁の犬」

大阪弁の犬 作者:山上 たつひこ フリースタイル Amazon 自伝といううたい文句を読んで購入したが、どこが自伝?という感じ。 単に昔話を中心にしたエッセイ集だった。 ある時期頂点にたった漫画家がどのように誕生したのかを知りたくて購入したが全くの期待…

映画「シャイニング」

シャイニング [Blu-ray] ジャック・ニコルソン Amazon TVで放送したのを30年ぶりくらいに鑑賞。 村上春樹さんも「映画をめぐる冒険」のなかで書いているように、やっぱり怖い。 あらためて感じたのは色彩設計のすごさ。トイレのシーンの赤が強烈。さすがキュ…

映画「ディック・ロングはなぜ死んだのか?」

ディック・ロングはなぜ死んだのか? [DVD] マイケル・アボット・ジュニア Amazon つい、最後まで観てしまった。 宣伝文句では”衝撃の死因”などと言っているが、しょうもない小細工だ。 この映画を最後まで観てしまったのは、その死因に引っ張られたのではな…

本「日本短編漫画傑作集 少年青少年編 vo.1」

日本短編漫画傑作集 (1) 小学館 Amazon 大御所たちの若き日の作品が楽しめた。 手塚治虫、さいとう・たかをはさすがという感じだけど、一番印象に残った作品は、平田弘史の「人肉献上」だ。なんといっても、全く動きを感じさせない絵柄と構図がすごい。ここ…

映画「日本のいちばん長い日」

日本のいちばん長い日 Blu-ray 三船敏郎 Amazon 毎年恒例の終戦の日の鑑賞。 何度見ても面白い。本当に名作だなぁ。 今回は顔のクローズアップが多いことが印象に残った。それに耐えた俳優陣の顔の演技力が素晴らしい。 あと演出でしびれたのが高橋悦史が東…

映画「ローマの休日」

ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 [DVD] グレゴリー・ペック Amazon 5回目ぐらいかな。 しかし、オードリー・ヘプバーンが美しい。いや、美しいという言葉より魅力的といったほうが近い。美しいだけの女性はたくさんいるけど魅力的…

映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実 [Blu-ray] 三島由紀夫 Amazon いやぁ~~、面白かった、珍しく最後まで観るのをやめられなかった。 全共闘と同世代ではないし、その思想に共感するわけでもないが近い世代としては何かしらの引っ掛かりはあって、この映…

本「一度きりの大泉の話」

一度きりの大泉の話 作者:萩尾望都 河出書房新社 Amazon 正直に言って文章はあまりこなれていないし、くどいと思わせることもしばしばだ。 しかし、面白い。著者を取り巻く状況に対する、著者の、ある意味で人生を賭けた大演説である。 この本を読むと著者が…

本「ソニー再生」

ソニー再生 変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」 (日本経済新聞出版) 作者:平井一夫 日経BP Amazon サクセス・ストーリーだから面白いと言ってしまえばそれまでだけど、面白かった。 多様性に揉みこまれた人間はここまで芯があり、たくましい人間にな…

本「少年の名はジルベール」

【電子版限定特典付】 少年の名はジルベール (小学館文庫) 作者:竹宮惠子 小学館 Amazon 竹宮氏と萩尾氏。 特に少女漫画ファンではないのだが、二人の名前は折に触れ耳にしていた。 お互いに才能を認め合っていても、人と人の関係はまた別のものなんだな。 …

映画「グリーンブック」

グリーンブック(字幕版) ヴィゴ・モーテンセン Amazon 久しぶりに上質なハートウォーミングな映画を堪能した。 ストーリーは全然違うけどクリスマスつながりで『素晴らしき哉、人生!』を思い出した。 なんといっても主人公のキャラクターの”作り方”が素晴ら…

映画「最後の脱出」

50年も前から温暖化は警告されていたんだな。 公害、格差、パンデミック、利己主義、現在抱える課題のほどんとがこの映画には網羅されている。 今に至るまで解決できないでいることは人類が健全に発展することのできない本質的な欠陥を抱えている種である…

本「ペルソナ 脳に潜む闇」

ペルソナ 脳に潜む闇 (講談社現代新書) 作者:中野信子 発売日: 2020/10/21 メディア: Kindle版 やはりどこか”普通”じゃないな、という感じ。 それは本書を読めば本人が一番よくわかっていることがわかるのだが。 しかし、ここまで自分のことを書けるというの…

ドラマ「前略おふくろ様Ⅱ 第一回」

前略おふくろ様 II Vol.1 [Blu-ray] 発売日: 2010/01/27 メディア: Blu-ray 1976年10月からの放送。 なんといってもテーマ曲をそのままにしれくれたのがうれしい。 ちょうどこの年の2月にロッキード事件が明るみに出ており、八千草薫のセリフに反映されてい…

本「ヴィオラ母さん」

ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ 作者:ヤマザキマリ 発売日: 2019/01/30 メディア: 単行本 久しぶりにわくわくしながら本を開いた。 面白すぎて止められない。 マリさんと世代が近いため、少女時代のマリさんの経験が自分の想い出とダブると…

TV「没後50年 今夜はトコトン”三島由紀夫”」

若かりし頃読んで特に惹かれることはなかったのだけれど、事件のことは記憶に残っている。当時はまだ彼の言葉を受け止めるだけの感受性が無かったのだろうし、とくに屈折した少年時代を過ごしてきたわけでもない若者にとっては無理もないことだろう。 番組は…

TV「愛と人間 第5章「悲」」

どこが第5章なのかわからないまま鑑賞。 児玉清が珍しく?不倫する夫という憎まれ役。 しかもドラマの冒頭で仕事上のミスをした部下を罵倒するモーレツ社員ぶりを発揮。 しかし当時はこんなメンタリティの男が山本陽子みたいな美女に惚れられるのが不自然で…

映画「徳川セックス禁止令 色情大名」

徳川セックス禁止令 色情大名 メディア: Prime Video まあ、ものすごいタイトルだし、どこまで興味が続くかわからなかったけれども、ながらをはさみながら最後まで観てしまった。 とにかく金がかかっていることにびっくり。俳優陣も殿山泰司、渡辺文雄、山城…

本「沈む日本を愛せますか?」

沈む日本を愛せますか? (文春文庫) 作者:内田樹,高橋源一郎 発売日: 2015/12/25 メディア: Kindle版 10年前のインタビュー集なので当然ネタは古いが面白かった。 特に日本が振り回された小沢一郎の語りは秀逸。 今思えば、確かに小沢は政治をしたいのではな…

TV「アポイの休日」

脚本に松山善三の名前を見て、鑑賞。 高峰秀子の夫なので名前が知られてはいるが、知名度ほどの代表作が無いというイメージだったかな。このドラマを観て、「確かに」という印象。 何が確かかというと、なんというのか、思わせぶりで終わってしまうという感…

映画「その土曜日、7時58分」

その土曜日、7時58分 [Blu-ray] 発売日: 2014/04/23 メディア: Blu-ray 公開は2008年らしいが、知らなかった。監督がシドニー・ルメットと知って、まだ生きているのかと驚いたら、これが遺作だったんだな。 ともあれ、けっこうな拾い物。監督のシドニー・ル…

映画「突入せよ!「あさま山荘」事件」

突入せよ! 「あさま山荘」事件 Blu-ray スペシャル・エディション 発売日: 2012/09/05 メディア: Blu-ray 「クライマーズ・ハイ」に続いて鑑賞。 全体的な感想はほぼ「クライマーズ・ハイ」と同じ。 実際の事件に対しては、政治的な意味はわからないまま、子…

映画「クライマーズ・ハイ」

クライマーズ・ハイ [DVD] 発売日: 2011/10/26 メディア: DVD いやぁ、面白かった。 観るのは二度目なので、あきたら途中で止めようかと思ったけれど最後まで目を離させなかった。カットバックなどがちょこちょこと入るけれど、シナリオが練り込まれているた…

映画「首都消失」

首都消失《デジタル・リマスター》 [DVD] 発売日: 2006/07/19 メディア: DVD 日本のエンタテインメント映画が底辺をうろうろしていたころの作品。 期待を裏切らない質の低さ。わかっちゃいるけど何しろ小松左京原作なので。 本当に小松左京作品は映画化され…

映画「誰が私を殺したか?」

Dead Ringer [DVD] 発売日: 2016/08/02 メディア: DVD 思い返してみれば、ベティ・デイビスの映画をじっくり鑑賞したことがなかった。その名前は洋楽のタイトル「ベティ・デイビスの瞳」(61) キム・カーンズ Kim Carnes/ベティ・デイビスの瞳 Bette Davis E…

映画「生理ちゃん」

生理ちゃん 発売日: 2020/06/03 メディア: Prime Video なんでこの映画を観たかというと、二階堂ふみを観たかったから。 まあ、ホームドラマに毛が生えたようなものではあったが、終り頃には整理ちゃんが可愛くみえるのが我ながらおかしい。「性欲くん」とそ…