80年代の香りを存分に楽しんだ。
後半はグダグダになるけど、前半のテンポと笑いのポイント(鞄や靴の扱い)はすごく好み。
説得力皆無(特に悪役の親玉がやられるシーンなんてひどい)でも観客を引き込んでいく魅力がある。なぜか最後の石が入っている像がツボにはまった。(笑)
キャスリーン・ターナーがどんどん魅力的になっていくのも観ていて楽しい。
当時、タフで色気がある女性を演じさせたらこの人に敵う女優はいなかった気がする。タフさだけならシガニー・ウィーバーが後継者だろうけど、色気は敵わないよな。
世間の憂さを忘れるためだけに存在する映画。もっとこんなのが観たいなぁ。