夏ということで。
THE CINEMA で町山氏の解説付きで鑑賞。
どんでん返しがあることがわかっていて観たが楽しめた。
途中少しだれたが、スーザン・ストラスバーグの美しさで画面を持たせた。
ちなみに彼女の父親が「ゴッド・ファーザーⅡ」のリー・ストラスバーグだということを町山氏の解説で知った。
トリックは正統派のテクニックを駆使していて今でも十分耐えると思う。
というか、火曜サスペンスの類の先祖といっていいのだろう。
気になるのは、犯人の想定通りの結末になったとして、運転手はこの後どうするつもりだったのかということ。どう考えても、年上の共犯者で満足できるとは思えないし、突き落とした後の表情からもそのことをにおわせている。個人的には、計画の途中でスーザンに乗り換えるほうがいろんな意味で納得できるのだが。
展開はいいけど、納得力が今一つかな。