いつかは観ようと思っていた作品。
町山氏の解説の通り、まさに「ロッキー」にしか見えなかった。
というか、闘いをボクシングに置き換えたら「ロッキー」そのものだ。
映画というものが普遍的なテーマ(「波止場」「ロッキー」なら”不屈”)のバリエーションであることがよくわかる。
マーロン・ブランドはゴッド・ファーザーでしかその演技を知らない(「地獄の黙示録」ではよくわからない)がやはり何かを感じさせる演技者だった。
日活のアクションものもほとんどがこの作品のバリエーションであることがよくわかった。シナリオライターの仕事の半分はいい作品を観ることなんだなぁ。