やぶにらみ気まぐれmemo

読んだ本、観た映画などなどの徒然日記

本「ショーケン」

 

ショーケン

ショーケン

 

 いつ買ったのか記憶にないが、本棚にあったのでトイレ読書で読了。

まずはショーケンの画才にびっくり。

本当に魅力のある絵だ。女性の顔に自分が半分隠れているところなど、ショーケンの女性観あたりを心理学的に読み解くと面白そうだが・・・

それはそれとして、まあ思ったように生きた人生だったのだなというのが読後感。

俳優としてのショーケンは大好きなのだが、好きになれない作品もある。

傷だらけの天使」「前略おふくろ様(正・続)」はBOXでそろえているし、「前略おふくろ様」は繰り返し楽しんでいる。「君は海をみたか」も好きだ。

ただ、何故か映画がいけない。この本でも思い入れがあるらしい「もどり川」などは、演技のアクが強すぎてついていけない。「傷だらけの天使」もアクが強いのだろうが、水谷豊がそれをうまく受け止めていて、危ういバランスが楽しめるのだけれど。

本当に魅力的なタレント(歌手、俳優として)なのだけれど、そばにいたら迷惑なやつと思うのだろうな。(笑)

懐かしく、面白く読めました。