やっぱり、イーストウッドものは観なくては。録画で。
この境地に達した人間に敵う者はいない。
もう演技しているとは思えないし、共演者もイーストウッド本人を観て楽しんでいる感じ。
イーストウッドから感じるメッセージはいつも一緒だ。
「やりたいことをやれ。他人がどう思うかなど気にするな」
ここでは家族も他人だ。老妻の臨終を看取るエピソードでは彼が改心した印象を与えるが、それでさえ”自分がそうしたかったから”だ。
ただし、彼は強くは訴えない。”考えを伝えたまでだ、、、”で終わる。
この完璧なる個人主義。
やっぱり、幾多の修羅場を潜り抜けて生き残った者にしか許されないよなぁ。
殺されるボスはどこかで観たことがあるな、と思っていたらアンディ・ガルシアだった。