コッポラの独立デビュー作。
若かった頃に一度観ているので再見だけど、ストーリーは覚えていなかった。
デビュー作には監督のあらゆる要素が入っていると言われるが、観ていてそんな言葉を思い出した。結婚式のシーンでは流れた音楽から「ゴッドファーザー」が頭をよぎったし、救いのないわけのわからないラストは「地獄の黙示録」という感じ。
映画の雰囲気というか感触は好み。
ストーリーには本当に救いがないし、主人公の行動にもいらいらさせられるのだけれど車をロングで撮っているシーンで流れる音楽にはなぜか癒される。