ドリフターズ最後の映画、らしい。
いわゆるプログラムピクチャー末期の作品になるのだろうか。
当時の風景とキャンディーズを楽しむために鑑賞。
加藤茶は本当に芸達者だなぁ。キャンディーズは若くて可愛かったが、老人ホーム慰問の場面で観客がお年寄りばらりなのが異様だった。
伊東四朗、財津一郎の若い姿も楽しめる。なんと金子信雄も出ている。
いかりや長介のセリフに「これからはマスコミではなく、ミニコミの時代だ」というものがあり、少し感心。石森プロも協力しているが、ゴレンジャーはこのころからだったのか。いかりや長介も前半の悪役から後半に人情味のある役になり、その変貌ぶりが楽しめた。幼い頃にはドリフのTVに腹を抱えて笑い転げた記憶がある。
クレージーキャッツが大人のための笑いなら、ドリフは子供のための笑いを提供してくれた。終盤のミュージカルもどきは本当に子どものためという感じ。
志村さんも若い。黙祷。