TVで放送したのを30年ぶりくらいに鑑賞。
村上春樹さんも「映画をめぐる冒険」のなかで書いているように、やっぱり怖い。
あらためて感じたのは色彩設計のすごさ。トイレのシーンの赤が強烈。さすがキューブリックという感じ。森林シーンの空撮が「ブレードランナー」のラストシーンに使われたことを何かで読んだが、確かにそんな感じのシーンだった。
子役はうまいが、奥さんが神経症的に悲鳴をあげ続けるのには少しうんざり。怖いのはわかるけどね。原作者のスティーブン・キングはラストシーン(幽霊話にしてしまったこと)に激怒したらしいけど、なかなか味のあるラストだと思う。