やぶにらみ気まぐれmemo

読んだ本、観た映画などなどの徒然日記

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

漫画「男おいどん」

当時はたまに読んでいた程度でしかも面白いともなんとも思わなかった。 そりゃそうだ、中学生にもなっていない子供にこんな青春期の未消化なドロドロした思いを受け止められるわけがない。 では、今読んで面白いかと言われれば、当時の風俗描写のところに惹…

映画「さかなのこ」

小学生時代はそこそこ楽しめたが、のんになってからの不良とのからみまではどうなることかと思った。 水族館で働きはじめたところからのんも乗り始めた感じ。 夏帆が出て行った後の飲み屋でのししゃものからみには笑った。 特に感動もなければ涙もない、まあ…

本「爆弾」

このミス1位ということで読む。 この作者の本は初めて読んだが、これまでいろいろな賞を受賞しているらしい。 確かに勢いを感じる筆力で、久しぶりにページをめくる手が止まらなかった。 ミステリーと言えばミステリーなのだろうし、面白かったが、なんだか…

映画「フランケンシュタイン」

「ミツバチのささやき」のモチーフになった花を浮かべるシーンを見たくて、今更ながらに鑑賞。 殺人鬼の脳を移植されたわりには、心優しい怪人なのだな。 なんといっても、特殊メイクの造形がすごい。 ボリス・カーロフは素顔を知られていない最も有名な俳優…

映画「黄金の腕」

フランク・シナトラが麻薬中毒者の”役”というのがなんとも皮肉。 確かに、禁断症状の演技が真にせまっていた。 この時代から麻薬の怖さを知り尽くしているアメリカで現在のアメリカがあるところに麻薬の怖さを感じる。 奥さんの生き方には当然ずるがしこさを…

映画「マルタの鷹」

やっぱり、ハンフリー・ボガートはかっこいいや。 演出のテンポの良さは製作された時代を忘れさせる。 謎解きの醍醐味は今ひとつだった。たしかに相棒が撃たれるシーンの表情がヒントになってはいるのだけれど、まさかね、の結末。 拳銃の扱いの軽さにかなり…