当時はたまに読んでいた程度でしかも面白いともなんとも思わなかった。
そりゃそうだ、中学生にもなっていない子供にこんな青春期の未消化なドロドロした思いを受け止められるわけがない。
では、今読んで面白いかと言われれば、当時の風俗描写のところに惹かれる程度。
しかし、こんな私小説ならぬ私漫画をよく連載したな、マガジン。
そこには当時の青年向けの編集方針があったのかもしれないが、こんな連載を載せてたら売れるわけがない。(笑)
調べたら、やっぱり松本零士が33歳のときの作品。
「セクサロイド」はこれより先らしいが、女性のキャラクターは無茶苦茶で、いわゆるリビドー全開のストーリー。
下宿屋のおばさんと中華料理のおやじに救われる。