どこが第5章なのかわからないまま鑑賞。
児玉清が珍しく?不倫する夫という憎まれ役。
しかもドラマの冒頭で仕事上のミスをした部下を罵倒するモーレツ社員ぶりを発揮。
しかし当時はこんなメンタリティの男が山本陽子みたいな美女に惚れられるのが不自然ではなかった、いやこんな男がモテるのだという世間の認識があったのだなぁ。
感慨深い。
長山藍子とその母(京塚昌子)と姉(渡辺美佐子)が終戦直後の虐殺で殺されたといわれる父親の上官(西村晃)を虐殺の遠因と思われる武装解除命令の正当性を問うために戦後30年以上経て札幌を訪れる。
この段階でその動機に驚かされる。新聞記事がきっかけのようだが、30年経った今?
とりあえずそこで長山は知らなくてもいい夫の不倫を知ることになる。
携帯があればばれなかっただろうな。
ひねりもなくあっさり別れるのも当時ならでは。
豚の赤ちゃんが死ぬエピソードは虐殺とのからみらしく狭いところにいると人間も殺しあうなどといっていたようだが、ようわからん。
見どころは山本陽子の美女ぶり。本当にいい女である。