村上春樹の「1Q84」を読んでいたらこの映画のことが書かれていて、思わず鑑賞。
地位、金、女は十分に満ち足りているはずの働き盛りの男。ただ、なにかが足りない。
その影を秘めた男を演ずるのがスティーブ・マックイーン。
誰もが羨むかっこいい男。
しかし、どこかバランスを欠いている男を演じるとマックイーンは輝く。
フェイ・ダナウェイもかっこいい女を演じさせたら輝く。ただし、バランスを欠いている。
バランスを欠いた輝くもの同士の愛の物語。
男は女に人生を選択させ、女はある選択をするがすべては男の筋書きの通り。
女の胸に去来するものは・・・
マックイーンは最後までクールでかっこいい。