やぶにらみ気まぐれmemo

読んだ本、観た映画などなどの徒然日記

映画「天気の子」

 

 昔録画していたものを初見。

これほどリアルに描くのなら実写と同じだ、と思うのだが、その描写が感動を呼ぶのはどんな心理なのだろう。

確実に意識しているのは、これは人の手のよるものなのだ、との思いだし、観たいのだけれどこれまで観たことが無い風景だ、との認識だろう。

とにかく、物語とは別の回路で感動を呼び覚まさせられる映画だ。

物語は明らかに破綻している、歳のせいかもしれないが、現実感とかけ離れすぎていて感情移入ができない。(苦笑)

拳銃やラブホテルの異物感やがぬぐえないし、大人の眼の小ささはキャラクターへの嫌悪感につながってしまう。ただ、アクションシーンは楽しめた。

もう少しの工夫で泣ける映画になると思うのだが。贅沢かな。