やぶにらみ気まぐれmemo

読んだ本、観た映画などなどの徒然日記

2022-01-01から1年間の記事一覧

本「検事の本懐」

検事の本懐 「佐方貞人」シリーズ (角川文庫) 作者:柚月裕子 KADOKAWA Amazon 不覚にも、というほどのことでもないが、「第三話 恩を返す」を読んで落涙してしまった。まさか、まさかミステリーを読んで泣くなんて・・・。とりあえず、泣かせるだけの力が著…

本「最後の証人」

最後の証人 「佐方貞人」シリーズ (角川文庫) 作者:柚月裕子 KADOKAWA Amazon あ~、面白かった。 主人公のキャラをたてるためのエピソードもストーリーにからめていて鬱陶しさを感じないし、主人公の魅力を際立たせている。 途中から、なるほど、という気が…

映画「女王蜂」

朝起きて、ベッドの中のままタブレットで何となく観た映画がこれ。 もうこれは映画を物語として楽しむという感覚ではなくて、市川崑のタッチをあの「犬神家」とは別の材料で楽しみたいというなんとも言いようの無い飢餓感を満たしたいという感覚。自分でもよ…

映画「ボーン・アイデンティティー」

20年前の映画を今更ながらamazonPrimeで鑑賞。 とっくに観ているはずと思っていたら観ていなかった。 と思ったけど、観ていて忘れているだけかもしれない。 それほど、既視感のある場面が多かったけど、それはそれとして楽しめた。 カーチェイスのシーンはあ…

本「星を継ぐもの」

タイトルはハードSFの名作として昔から知っていていつかは読みたいと思っていた。 やっぱり読んでよかった。SFにはあっといわせてくれるセンス・オブ・ワンダーが欲しいがこの作品はたっぷりと味わわせてくれる。 現代の科学と矛盾することのない壮大な仕掛…

本「小隊」

アマゾンの売れ筋ページを観ていたら並んでいたので、購入、一気読み。 現実の白兵戦を戦った人と話をしたことはないし、その状況を詳細に記録した文章を読んだこともない。ただ、戦争の映像記録で、特にベトナム戦争の記録などで観たことはある。 この本は…

映画「プロフェッショナル」

久しぶりに骨太の映画を観た。 鑑賞した後になんだか黒沢映画を観たような気持ちよさを感じた。 ところどころに出るちょっとした仕草が彼らのプロフェッショナルぶりを感じさせてわくわくさせる。プロットがわかりやすくてしっかりとハラハラさせてくれるし…