いやぁ、面白かった。
観るのは二度目なので、あきたら途中で止めようかと思ったけれど最後まで目を離させなかった。カットバックなどがちょこちょこと入るけれど、シナリオが練り込まれているため不自然さを感じさせない。
事故そのものも会社に入社した年の夏のレクかなにかの合宿でテニスか何かを楽しんで宿に戻った直後にニュースが飛び込んできたことを鮮明に覚えている。
最初に観たときは事後そのものに気持ちが引っ張られていたが、今回はこの映画が持つ普遍的な何かを感じながら観てしまった。
それほど深いものではないが、仕事の上でのこだわりのぶつけ方など、何故かひきつけれられた。悪役をつくっていないのもいい。
しかし、映画の上でのカメラワークと編集の重要性を再認識させられた映画だった。
役者も今をときめく役者の若い頃の演技が楽しめた。